アニマルプラネット「ジョージア水族館日記」S2:Ep1 視聴メモ

ケープペンギンの雌「ゾラ」

体力を使う換羽期に体調を崩したので非公開の場所で療養している。CTスキャンなどの検査で肺炎の再発がわかり、投薬治療を受けた。まだ自分で餌を食べることができないので経管栄養が必要。パートナーの雄「タム」をゾラの元につれてこようとしたが巣穴を守りたいようだ。ゾラはいったん元気になってきたが再び体調が悪化してきた。貧血のため他の個体から輸血する。そのための静脈内注射用カテーテルと栄養チューブを付ける処置をした。その後、残念ながら体調がさらに悪化し、回復の見込みがないため安楽死の処置を取ることになった。飼育員による解説などにも登場して親しまれていた個体だったので飼育員はとても悲しんでいる。

サンゴ

生体展示としては世界最大。卵から育てているが、それに役立てるためフロリダ州キーラーゴ島沖のサンゴを観察している。この地域のサンゴは絶滅の危機にあり、その原因を究明するためにもデータ集めは重要である。ついに産卵を観察できた。スノードームのように精子卵子が放出され、それに他の動物も集まってくる。

ニセチズガメの「マギー」

口先のケラチン質が伸びすぎてうまく餌を食べられないので電動ドリルで削る処置をした。経過は順調で、地元の生態系を再現する展示に加えることができた。

 

ゼニガタアザラシ

一時的に別の水槽に移動していたが、ベルーガがいる元の水槽に戻ることになった。ケージに入れて運ぶこともできるが、自分で歩いて移動させている。エレベーターにも乗る。挑戦させることは自信を高める好機となる。