パンダ舎アナウンスを書き起こしてみた

この間の三連休に上野のパンダを見に行ったのですが、動画に例のアナウンスが記録されていたので書き起こしてみました。

パンダ舎内ではフラッシュやライトのご使用はご遠慮ください。撮影の前に設定をお願いします。ゆっくり見たいお客様はシンシン側から後ろの通路をご利用ください。後ろの通路のお客様もある程度観覧いただきましたら他のお客様に場所をお譲りください。2番めのお部屋にいるのは雄のリーリー、4番目のお部屋に雌のシンシンです。ごめんなさい、後ろの列混雑してまいりました。ある程度観覧いただいたお客様、他のお客様に場所をお譲りください。前列のお客様は長時間の撮影、観覧ご遠慮ください。後ろ列続いております。2番めのお部屋にいるのは雄のリーリー、4番目のお部屋に雌のシンシンです。パンダ舎内ではフラッシュやライトのご使用はご遠慮ください。必ずフラッシュを切ったうえで撮影をお願いします。そのままの設定ですとフラッシュが出てしまいます。必ずフラッシュをお切りください。手前側2番めのお部屋にいるのは雄のリーリー、4番目のお部屋に雌のシンシンです。前列のお客様は長時間の撮影、観覧ご遠慮ください。後列のお客様もある程度観覧撮影いただいたお客様、他のお客様に場所をお譲りください。

これをエンドレスでしゃべってるんですよ。室内展示のときは、観覧エリアが天井と壁で囲まれているので一段と声が響いてうるさいです。アナウンスしている人も必要だと思ってやっているのだと思いますが、文字で書いて掲示しておけと思います。規則がいろいろありすぎて、初めて聞いた人はおそらく理解していません。というか、初めてパンダを見に来たような人はアナウンスを聞いていないと思います。散々待って(といってもこの日の行列は大したことはありませんでしたが)、いざパンダの前に来たときにフラッシュを切れだの立ち止まるなだのと言われても耳に入りませんよ。外国人客も多いのですが、「後列ならば待たずに見られる」という情報を知らずに行列を作って待っているのを見ると気の毒になります。
効果がなさそうなのにうるさいばかりなので、上野動物園に直接苦情を伝えたこともありますが、相手にされませんでした。少なくともここ1年ぐらいは、まったく進歩がありません。前列は歩きながら、後列はゆっくり観覧というのも混んでいるときは混乱の元になるので、いっそ両方使って一方通行にするとか、いろいろ考えられると思うのですが。