東京の動物園の英語サイトにはカレンダーを載せられないらしい

8月14日の日記を書いた後にTwitterで「詳しくは電話でとは何のためのWebサイトか」と@TokyoZooNet_PRにツイートしたところ、比較的すぐにリプライがありました。

私は、言ったとおりに修正してほしいとリクエストしたわけではないのですが、修正後のページを見てみたら、このようになっていました。

「月曜日でも開園していることがあるから詳しくは電話で」ではなく、開園する月曜日、もしくは月曜が祝日でも開園する火曜日が列挙される形になっていますが……やっぱりカレンダー形式でないと不親切です。うるさく言われているから変更しておけという、やっつけ仕事という感じがします。他の外国語のページはおそらく修正されていないし。ここまでやる気がないということは、外国語サイトへのアクセスはほとんどないのかもしれません。@TokyoZooNet_PR宛てのツイートにも書きましたが、外国語サイトのリニューアルがすぐにできるとは思いません。ちょっとHTMLをいじれば済むという話ではないからです。それよりも、東京動物園協会が外国語での情報発信についてどう考えているかを知りたいのですが、尋ねても今のところ返信はありません。動物リストも正確とはいえないし、このままだったら海外の人には紹介しないほうがよさそうです。

なぜ海外の人に上野動物園を紹介したいかといえば、自分が上野動物園で撮影したジャイアントパンダホッキョクグマの写真をFlickrで公開したら、個体に関心を持ったアメリカやドイツの人からコメントをもらったことがあるからです。個体の情報が英語で書かれたページを探したらジャイアントパンダですら存在しないのはびっくりしましたが、せめて動物園そのものの公式情報を紹介しようとしたら、この有り様です。「the flagship of the Japanese zoo world」(この表現も英語ネイティブから見たらどうなんだろうという疑問はありますが)なのに。