Pairi Daiza訪問(1日目)
ホテルで朝ごはん。パンがどれもおいしい。クロワッサン、バゲット、甘そうなペストリー、他にはコーヒー、チーズとハム数種類、フルーツ、ヨーグルト、ジュースなど。自分で絞るオレンジジュースもある。
9:25発の電車でMonsからCambron-Casteauに向かう。運賃は週末割引で往復4.6ユーロ(約620円)だった。日曜日なので行楽客で混んでいるかと思ったがそうでもなかった。新しい駅舎はまだ作りかけだ。
車体が新しくなっていた。外観は前と変わらないけれど、2等車の座席は一人分ずつ区切られている。
Mons駅を出るときは空がどんよりと曇っていたが、電車に乗っているうちに青空が広がってきた。
週末は途中駅での待ち合わせがないようだ。20分ほどでCambron-Casteau駅に到着。やっぱり無人駅で駅前には民家と畑しかない。Pairi Daizaの方向を示す矢印に沿って15分ほど歩く。
駐車場からメインゲートに直接行けなくなっていた。手前のテントで空港同様のセキュリティチェック(金属探知機と荷物のX線検査)をしている。日曜なのでにぎやかだ。入場券売り場が混んでいて待たされたら嫌なのでオンラインで前売り券を買っておいた。窓口で買うより少し安くて30.8ユーロ(4,156)円だった。
入り口でもらう地図はたたむと10cm四方ぐらいのコンパクトなものになっていた。便利だ。内容は3言語併記だった。
まずはジャイアントパンダのいるところに向かう。どうやって行くのが最短距離なのだろう。入ってすぐのところに、今年から展示を開始した動物の場所を示す地図があったけれど、今シーズンだけでゴリラとオランウータンとコアラが新規ってすごいわ。
パンダを見るにはCité des Immortelsを目指す。
レッサーパンダのところに寄ったら、1頭が庭を走り回っていた。
パンダはユキヒョウとターキンの先にいる。
ユキヒョウはお尻と尻尾しか見えなかった。少し前に1頭が病死してしまったんだっけ。
お父さんパンダ星徽は庭の櫓の上で熟睡していた。天宝の命名のプレートもあった。好好&天宝親子は庭をうろうろしていた。転落防止の柵がちょっと邪魔だったが、しばらくしたら庭の中央に近いところにやってきた。1歳の天宝は元気に育っているようでなにより。
反対側に行ってみたら星徽も起きてうろうろしていた。
11時ごろにどちらも室内に入ってしまった。室内だと暗いし人が多くてよく見えないので、他のところを見に行くことにした。
オーストラリアゾーンに、今シーズンから展示を開始したというタスマニアデビルがいる。デンマークに贈られたペアから生まれた雄2頭とのこと。私が見に行ったときは1頭だけで庭を走り回っていた。
コアラ舎はまだ新しい。
ここには3頭いるとのことだがやはり寝ていた。
ゴリラ舎も見てみた。火山を模したという建物に入ると火口部分が天窓になっていて光が差し込んでいた。なかなかユニーク。
www.pairidaiza.eu大人に近いオス5頭がいるとのこと。
外にも放飼場があって、飼育員さんがニンジンなどの餌を投げ込んでいた。
朝は晴れていたがまた雲が広がり、時々小雨というあいにくのお天気だった。傘が必要なぐらい降ることもあったが長く降ることはなかった。
日曜日なのでさすがに混んでいたが、平日にはないイベントもある。ゾウのところでは餌やりがあるらしいので13時半に行ってみた。
時間になると、建物から象使いを乗せたゾウが1頭登場し、通路をのしのし歩いていった。一般客がいるところを特に仕切りもなく通行させるのにはちょっとびっくり。後をついて行ったら100メートルほど先のパドックに到着した。柵の前で見ていたらゾウにあげるニンジン2切れを手渡された。手洗いとかしてないけどいいのかな。うまく渡すのは難しい。
お腹が空いたのでアフリカ料理のカフェで昼ごはん。前と同じスパイシーチキンとビール。頼みやすいので。ちょっと鶏肉が水っぽいかな。
パンダはずっと室内展示かと思ったが、15時過ぎに見に行ったら天宝が庭のやぐらで寝ていた。そのうち起きるかもと思い、その場で見ていた。しばらくして飼育員さんが起こしにきた。天宝は下りてきてパンダケーキを食べていた。食べ終えると飼育員さんの後を追って建物に入っていった。
17:55ぐらいにPairi Daizaを出て駅まで歩く。早足で歩いて12分ほどだった。18:13の電車に乗ってモンスに戻る。