Pairi Daiza訪問

 

www.pairidaiza.eu

ホテルで朝ごはん。団体客がいてにぎやかだった。パンが何種類かあるがクロワッサンがなくなっていたのが残念。オレンジジュースは例によって手絞りだ。いい香り。コーヒーは機械式。ボタンが物理的なボタンではなく液晶画面なのでなかなか気づきにくいのがよくないと思う。コーヒーの種類を選んだ後にStartを押さないと始まらないのだ。

9時ごろ外出。天気予報によれば気温は高めなので薄手のジャケットを着ていく。Mons駅でCambron-Casteauへの切符を買う。週末割引で往復4.60ユーロだった。

工事のため一部区間不通のお知らせがあったがやはり英語併記はないようだ。

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9:26の電車に乗る。Pairi DaizaへはCambron-Casteau駅から徒歩10分と公式サイトに案内があったが、前回と違い、駐車場に向かう道が封鎖されていて駐車場の周りをぐるっと回る形になるのでちょっと時間がかかった。

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荷物検査を受けて中に入り、チケットを買って入場。今年の地図の表紙はオランウータンの子だ。

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園内の掲示をリニューアルしたようで、黒地に白い文字のデザインに変わっていた。

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天宝は今年の春の開園前に独り立ちした。水族館の近く、クロクマの横に広い放飼場を作ってもらって移動したようだ。さっそく行ってみたが寝ていた。

Tian Bao 2018-10-14

両親のところにも行ってみる。

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途中に中国の寺院を模した建物があるが、その下には中国の5つの聖山を石で表したという展示があった。

Buddhist temple, Pairi Daiza 2018-10-14

父パンダ星徽はやぐらで寝ていて、母パンダ好好はうろうろしていた。

Xing Hui 2018-10-14

Hao Hao (好好) 2018-10-14

Hao Hao (好好) 2018-10-14

好好は、まだ中に入れないと知るとやぐらに登ってふて寝(?)してしまったようだ。もう一度星徽のほうに行ったら起きてうろうろしていた。

Xing Hui (星徽) 2018-10-14

Xing Hui (星徽) 2018-10-14

 今回のPairi Daiza訪問は今日一日だけなのでパンダだけを見ていると他が見られない。室内に入ってしまうと暗いし人が多いと結局見えないのであきらめがつく。もう一度天宝のところに行ってみたがやっぱり寝ていた。

塔のところで鳥のショーをやっていたが、もうショーの終盤のようだった。今度時間があったら見てみたい。

Pairi Daiza 2018-10-14

今まで水族館に入ったことがなかったので行ってみた。中は通路が細いのでゆっくり見る気分にならない。解説は英語もあるようだ。それにしても水族館の写真撮影は難しい。

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どういうコンセプトなのか、ちょっと不気味なアイテムを集めた部屋もある。解説を撮影したので後で読む。

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12時ごろ、もう一度天宝を見に行ったら起きていた。

2-year-old Tian Bao (天宝) 2018-10-14

2-year-old Tian Bao (天宝) 2018-10-14

13時ごろいったん建物に引っ込んだが、手前のテーブルにおやつが置かれたので最前列で見守る。

こちらもお腹が空いたので昼ごはんを食べることにする。Oasisの中にレストランがあるので行ってみた。カフェテリア方式だ。サーモンクリームのパスタを頼んだ。ビールもある。自分でサーバーから注ぐのだが泡ばかりになってしまう。テーブルの周囲を鳥がうろうろしている。

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温室の中は緑がいっぱいだが、外の庭園も素敵だ。

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天宝は昼寝しているようなので両親の方に行ってみる。洞窟の中にビデオモニターがあって、2頭が中国から送られてくるところの映像が流れていた。

ゴリラの放飼場の横を通り、シロサイなどを見てから象の神殿に行く。ここは全体的に動物の個体の紹介はあまりないという印象だが、ゾウについては家系図が作られていた。もちろん他の動物園やサーカスから来た個体は血縁関係がないけれども。ゾウの保全に力を入れていることを示す掲示もあった。

神殿の前にはゾウが2頭ぐらいしかいない。子供を含む群れがいるはずなので裏側に行ってみる。その途中にオランウータンの展示が見えた。広いなあ。

Orang-utan exhibit, Pairi Daiza 2018-10-14

通路の両側にある柱からは、鳥をモチーフにしたオブジェが吊るされていた。

Le Royaume de Ganesha, Pairi Daiza 2018-10-14

神殿の裏側には、だだっ広い放飼場があった。こんなのを見てしまうと、日本の都市部の動物園など見ているだけで辛くなる。もっとも、すぐ横を列車が通るのはちょっと気の毒かも。

Asian elephants at Pairi Daiza 2018-10-14

オランウータン展示の横にある建物に入ってみると、中には大量の木彫作品があった。Temple of Ganeshaなのでゾウだらけなのか。とにかく大量。銅鑼がぶら下がっていて子供が面白がって何回も鳴らしていた。

ビワの木(eriobotria japonica)。解説はフランス語だけなので後で読む。

ゴリラのところを通りかかったら食事タイムのようだった。

Gorilla exhibit, Pairi Daiza 2018-10-14

Gorilla exhibit, Pairi Daiza 2018-10-14

くたびれて休憩していたら、クジャクがうろうろしていた。

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午後5時ごろ天宝のところに戻ったら、もう建物の中に引っ込んでしまったようだ。両親のところに行くと星徽は寝ていて、好好は食事中のようだ。なかなか去り難く、誰もいないとわかっていても放飼場の写真を撮ったりしてしまう。

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閉園は18時ぴったりらしい。最後に買い物を、と思って売店に寄ってみたがごった返していて会計にどれだけ時間がかかるかわからないので何も買わなかった。18時ちょっと前に退出してCambron-Casteau駅に向かう。そういえばまた駅名の掲示が新しくなっていた。18:12の電車でMonsに戻る。SNCBのアプリによれば3分ほど遅れているようだ。3年前に初めて来たとき、2日連続でMonsに戻る電車が30分ほど遅れ、ものすごく不安になったが、このアプリがあればそんなこともなかった。遅延情報もほぼリアルタイムで、しかも英語で手に入る。

出発の数日前から毎日週間天気予報を見ていたが、この日だけは雨だった。しかし実際に来てみたらいい天気だった。ただベルギーは雨が多いというのを聞いていた。実は朝ホテルを出て駅に向かう途中で折り畳み傘を部屋に置いてきたのを思い出してあわてて取りに戻ったのだが、結局いらなかった。

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