Ouwehands Dierenpark
チェックインするときに朝ごはんは付けなかったので、スキポール空港で食べる。いろいろ店はあるがファストフードの店でサンドイッチを食べた。飲み物と合わせて12.6ユーロ。空港の建物の中にはスーパーマーケットやレストランもあって便利そうだ。時間があったので外に出てみた。8時でようやく明るくなってくる。
自動販売機で切符を買う。往復で31.2ユーロだった。クレジットカードで支払うと1ユーロ上乗せなのかな。8:18発の電車でユトレヒトに向かう。事前にオランダ鉄道のサイトで調べておいたとおりの時間に来た。ICの車内はほどほどに埋まっていた。スキポールから乗る人は空港利用者とは限らないようだ。ユトレヒトで下りて8:55発のSprinterに乗り換え、終点のRhenenまで行く。もうちょっとのどかな場所を想像していたが、駅の敷地の外に出ると大きな道路があった。Zooの矢印があったのでその方向に歩く。高い街路樹が並んでいる。10分ほど歩くとOuwehands Dierenparkに着いた。
道路に面した門の前にはジャイアントパンダの画像を使った看板があった。やはりここでも顔なんだな。開園前だったので待つ。入り口の池には鯉がいた。鳥などのケージもあった。
10時にチケット売り場が開いた。私の他には2組ほどお客がいた。パンダがいても平日だとこの程度なのか。入園料は20ユーロ。チケットを買ったときにもらったマップは全部オランダ語で書かれていた。園内の掲示もほぼオランダ語だけ。これは意外だった。地図を見ながらPandasiaを目指す。途中のアフリカゾーンにいたキリンはすぐそこで餌を食べていた。
Pandasiaの入り口には真っ赤な門がある。よくこんなのを作ったなあと感心する。パンダを見せるだけならここまでする必要はないから。遠く離れた中国の雰囲気を演出したいのだろう。建物を囲むように放飼場があって、門をくぐって進むと両方の展示室が見える。
さらに進むと放飼場を見下ろす通路があり、通路を進むとレストランとショップの入り口がある。
パンダが動ける範囲が広いので見失ってしまうことも。この2頭は2017年4月に中国から来たばかりだが、平日のせいかパンダフィーバーのようなものもなく静かなものだった。休日だとどれだけお客が集まるのだろう。パンダ観覧時間をあらかじめ予約しなければならないと聞いたこともある。
この日は曇っていて時折小雨が降った。傘をさすほどではなかったが。2頭とも食べて寝て元気に暮らしているようだ。
Pandasiaの門から建物に続く通路の両側の塀は高すぎて、背伸びしてもパンダがあまり見えない。現地の人に合わせた高さだろうか。
パンダ舎の中は木製の通路があって、そこを歩いて高いところに登っていくというユニークな設計になっている。
Wu Wen 武雯
Female
Date of birth: Aug. 11, 2013
Mother: Gong Zhu 公主
Father: Wu Gang 武岗
http://pandapia.com/panda/view.html?id=NDU5
Xing Ya 星雅
Male
Date of birth: Aug. 5, 2013
Mother: Zhuang Mei 壮妹
Father: Yuan Yuan 园园
http://pandapia.com/panda/view.html?id=MjQ3
屋外放飼場を囲む通路に沿って、パンダの体の特徴や食べるものや生息地などを紹介するパネルがいくつか設置されている。説明はやはり全部オランダ語だった。
パンダ舎から少し離れたところには、Pandasiaオープンの記念碑などもある。
ジャイアントパンダの隣にはレッサーパンダの展示場もあるのだが、動物の姿は見えなかった。
園内にはいくつかレストランがあるが、平日のせいか閉まっているところもあるので昼ごはんはPandasiaの中のレストランで食べた。
メニューは何種類かあるがよくわからないので写真を手がかりに、エビが載っている汁無し麺にした。あとは青島ビール。料理は注文してから作るらしい。アドベンチャーワールドのレストランと同じように、呼び出し用の丸いあれを渡された。しばらくしてそれが鳴ったので受け取る。味は普通の醤油味だったかな。
Lunch at Ouwehands Dierenpark 2017-10-10 #Netherlands
パンダが寝ている間に他のところも見てみた。ウンピョウが歩いているのが見えた。
ゴリラ舎も立派だ。ゴリラの姿は全然見えなかったが。中には人間の子供用にすべり台などもあった。いろいろな高さから観察できるようになっている。
ホッキョクグマは2頭いたが給餌待ちなのか、建物の前をうろうろしていた。
解説も全部オランダ語。放飼場は広い。プールで泳いでいるとこも見られる造りだが、私がいるときには泳いだりはしていなかった。
マレーグマを観察できる小屋の中には骨格標本や他のクマの剥製などが展示されていた。
気のせいか、ここのマレーグマは他の動物園のようなのんびりした雰囲気がなくてなんだかワイルドだった。隣に大きなヒグマがいるからだろうか。
園内の方向案内もオランダ語のみ。
気候が良いときは、多摩動物公園のようにオランウータンの空中散歩が見られるのかもしれない。
トラはアフリカゾーンの一角にいる。
ここのライオンはホワイトライオンだ。
小さいながら水族館もある。
園内にはモノレール形式でtrainが走っているが、その発着駅がある建物にも行ってみた。中には子供向けのいろいろな木製遊具があって、地面は枯れ葉や砂などで覆われていた。いいなあ。コツメカワウソの展示などもあった。コーヒースタンドがあったので休憩。
その近くにはアザラシのプールがあって、数頭がゆったり泳いでいた。岸には赤い鳥の群れがいた。
ここのゾウはアフリカゾウだ。私が行ったときはもう室内にいた。隣にアカカワイノシシもいた。
園内の遊具のなかには動物をかたどったものもある。
Blue Lagoonというのは海獣のショーの会場らしい。
17時の閉園時間の少し前に退出。
Rhenen駅まで歩いて電車で戻る。
ユトレヒトで乗り換えるついでに少し見物でも、と思ったがくたびれたのでまっすぐスキポールに戻った。荷物を置いてから空港のスーパーマーケットに買い出しに行く。ワインとパンとサラダなどを買ってホテルで食べた。