「ジャイアントパンダ保護サポート基金」平成23年度収支報告

ジャイアントパンダ保護サポート基金」の平成23年度収支報告がhttp://www.ueno-panda.jp/support/で公開されてました。
リンク先のページ(http://www.ueno-panda.jp/support/shien.html)によれば、平成23年度の収入は

寄付金 8,850,423円
協賛金 10,760,843円
ドネーション商品売上金からの寄付金 11,436,564円

だそうです。合計で約3100万円ですが、思ったより少ないですね。だって待望のジャイアントパンダがやってきた最初の年ですよ。百億円単位の「経済効果」があると言われていながら、寄付金と協賛金合わせてこれだけかと。(詳しい明細がhttp://www.ueno-panda.jp/support/h23_kessai.pdfにあります)

支出のほうを見てみますと

1.東京都を通じて国際的な保護活動へ寄付 10,000,000円
2.パンダについての普及啓発用教材の作成(頭骨・前肢等のレプリカ) 903,000円
3.リーリー、シンシンの屋外放飼場に遊具を設置 993,300円

となっています。1.は俗にいう「レンタル料」に当たるものでしょうか。2.のことは知りませんでした。頭骨のレプリカってどこで見られるんでしょう。香港海洋公園の樂樂と盈盈がいるところにも確か、パンダや他のクマの頭骨の模型があって、解説員がそれを使って解説してましたっけ。

いろいろ言いたいことを書き出すときりがないので、また後日(気が向いたら)ということにしますが、ひとまず、パンダをこれからも見たい人やパンダで儲けたい人は、パンダ保護のために自分が何をできるかを考えてほしいと思います。上野動物園の展示ではわかりにくいかもしれませんが、ジャイアントパンダ絶滅危惧種なんですよ。