「SAVE the PANDAパートナーズ」をやめました

2011年、上野動物園に再びジャイアントパンダが来ることになり、「ジャイアントパンダ保護サポート基金」が設立されたと聞いて、ささやかながら協力しようと思いまして、例のボードに名前が掲出される程度の金額を寄付しました。あれから2年たち、「ご支援の継続につきまして是非ご検討いただきますよう」というお願いのレターが来ましたが、継続はしないことにしました。
なぜなら、自分が何をサポートしているか、さっぱり分からないからです。前に書いたかもしれませんが、集めた寄付金を何に使ったのかという報告が、平成23年(2011年)度についてはhttp://www.ueno-panda.jp/support/から参照できますが、平成24年(2012年)度分については未だに「支出予定」しか見ることができません。昨年のパターンと同じならば7月ぐらいには正式な報告がされるものと思いますが、それにしても報告がなさすぎだと思いませんか。何かを買ったらその時点で教えてくれてもよさそうなものです。もしそれが、上野動物園に行ったときに目に付くものだったら、「ああ、あのように役に立っているのだな」と実感できるのに。
ちなみに、先ほどの催促のレターにも、具体的な使途については特に書かれていませんでした。この熱意のなさ。WWFなどと比べると大違いです。上野動物園にある募金箱を見ても、本気で支援を必要としているようには見えませんし。

なんというか、http://www.ueno-panda.jp/というウェブサイトを作ったりしている割には、情報発信が少なすぎなんですよね。「シンシンの近況」も6月4日が最後だし。飼育員さんから一言でもいいので、毎日何かしらニュースを聞かせてもらえたらいいのにと思います(もしかしたらTwitterの公式アカウントで何か発信されてるのかもしれませんが、私が見たいと思わない情報があまりに多いのでフォローは解除しました)。ライブカメラもパンダウォッチャーのニーズをまったく満たしていないし。カメラは固定、休園日に停止、産室にはない。現地に行って見える範囲しか見られないのでは意味がないでしょうが。細かいことは省きますが、海外のパンダカムを研究したのでしょうか? そういえばhttp://www.ueno-panda.jp/って、外国語のページがないんですよね。今時、日本語だけで情報発信って、どれだけ内向きなんでしょう。
継続しなかったので、5月中旬くらいに何やら送られてきました。開けてもいない(笑)。送料がもったいないのでプレートはそちらで処分してくださいと言おうと思いましたが、手紙を書くのが面倒なのでそのままにしていました。このプレートの経費ってざっくり2000円ぐらいでしょうか。本当にもったいないことをしたと思います。