ウィーンから帰国

朝ご飯を食べ、荷物をまとめてから散歩に出かける。フライトは13:40なので11時に西駅を出ればよい。他の曜日だとOS 51便は夕方発なので、なんならシェーンブルンにもう一度行ったりできるのだが。でも日曜の午後早い時間にウィーンを出発して月曜朝に成田に到着すると月曜を休みにしなくて済む。フライトが遅れなければ。

今日は寒いので今回の旅行で初めて冬物のコートを着た。マリアヒルファー通りをぶらぶらと歩く。日曜の朝なので店は閉まっているし、ほとんど人通りもない。時折小雨が降る。この通りの先に水族館がある。

www.haus-des-meeres.at中に入って見学する時間はないので外観を見るだけだ。この建物は第二次世界大戦中に高射砲塔として建てられたものらしい。高射砲塔とは、ドイツ空軍が連合国の空襲から都市を防御するために建設した防空施設とのこと。ウィーンも激しい空襲を受けたことはシェーンブルン動物園の山の中にも掲示があった。動物園もひどいダメージを負ったらしいが、さすがにシェーンブルン宮殿の建物は残しておこうということになったのだろうか。日本でいえば京都のようなもの?

www.wien.infoいつかもっとゆっくりヨーロッパを旅する機会があったら動物園以外にもこういうところを訪れてみたいものだと思いつつ、ホテルに戻る。チェックアウトして駅前のバス乗り場から空港行きのバスに乗る。もたもたしていたら荷物置き場の下の段が埋まってしまって難儀する。

ウィーン・シュヴェヒャート空港のオーストリア航空のチェックインは機械化が進んでいる。荷物を預けるのもセルフサービスなのは前回体験済みなので知っているが、その前にどこに行けばよいのかが今ひとつわからない。前回はチェックインカウンターらしいものがあったような気がするが。たくさんいる係員の一人が近づいてきたので、スマートフォンの画面でオンラインチェックイン済み搭乗券のQRコードを見せたら、付近にある機械の一つでそれを読み取ると手続きができることを教えてくれた。というかプリントアウトされた荷物タグを付けるところまでやってくれた。荷物を預ける場所に行って荷物をベルトコンベアに乗せてタグのバーコードをスキャンすると手続き完了。

セキュリティチェックには長い行列ができていた。パソコン以外にelectronic deviceは持っていないかと聞かれたので一眼カメラをバッグから出した。ちょっと驚かれたようだがそれは望遠レンズを付けたままだったからだろう。

おみやげを買ったり、あれこれしているうちに搭乗時刻を少し過ぎてしまったのでゲートに行ったら行列ができていた。13:40発OS 51成田行きはほぼ満席のようだ。