シェーンブルン動物園訪問（2日目）

きょうは開園前にHietzing側の入り口に到着。入園券売り場には数人並んでいたが、券売機では開園前でも買えた。9時に門の扉が開く。

朝一だとさすがに人がいない。パンダたちは食事中だった。

食事が一段落して、陽陽ママは放飼場の奥のいつもの場所で休憩に入った。しばらくしたら子供のうち1頭がそちらにいって何やら甘えている。どうやら授乳しているらしい。

12月初めに親離れと同時に中国に移動するのに、まだ母乳を飲んでいるんだなあ。

子供たちも寝てしまったようなので、他の動物を見に行く。サル館にはリスザルやエリマキキツネザルなどと一緒にシロガオサキが展示されている。雄ばかり3頭ぐらいいたと思う。

サル館といっても外壁はマリアテレジアイエローだし、内部は邸宅のようだった。

インドサイはベトナムのシカなどと同じ放飼場にいる。サイが近づくと、固まって休憩していたシカが一斉に立ち上がってよけていた。

トナカイの放飼場には5頭以上はいたと思う。角の枝分かれが多いのや少ないのやいろいろ。

バーバリーマカクは広い放飼場でバーバリーシープと混合展示されていた。サルがヒツジの毛繕いをしていた。

パンダのところにいったん戻ってみたら、双子は高いところで昼寝していたようだ。

昼ご飯を食べる場所を探しがてら、山のほうにも行ってみた。オオヤマネコの子供が最近生まれたと聞いている。カラスの展示もあったが珍しい種類なのだろうか。

この日は土曜日のせいか、カイザーパビリオンのレストランも満席だった。結局昼ご飯はホットドックだけにした。大きな平べったいパンのようなものを食べながら歩いている人もよく見かける。

午後、パンダたちは旧龍徽の放飼場で食事していた。ガラス越しでなく見える場所にはぎっしりと人が集まっていてなかなか近寄れない。

 やはり3頭仲良く食べている。一緒にいるのはそれほど長い時間ではなく、各自移動したと思ったらまた3頭集まっていたということもあった。

パンダたちが寝てしまったようなので他のところも見に行く。もう午後も遅い時間だったので屋外に出ている動物はあまりいない。バードハウスの中では、ナマケモノがロープ伝いに移動していた。人の目の前にある植木の葉っぱに手を伸ばしたりしている。見ているほうは皆、静かに観察していた。

 この日も西駅までトラムで戻った。夕飯は駅横のショッピングセンターに入っているセルフサービスのイタリアン。前にも来たが、カウンターで注文してその場で作ってもらう。きのこのリゾットと白ワインにした。前と同じだ。土曜日のせいか店内が混んでいる。