ワシントンDC 2日目

ホテルのレストランで朝ご飯。ビュッフェ式ですが、アメリカではジュースもテーブルまで持ってきてくれるんですね。コーヒーはポット入りで、温めた牛乳が付いてます。ビュッフェのメニューはスクランブルエッグ・ベーコン・ソーセージ・ジャガイモの炒め物などなど。パンはクロワッサン、ベーグルの他に甘そうなペストリーが数種類。トースターの横には丸い大きなパンとスライス用のナイフがありました。その他にはフルーツ(メロン、スイカなど)とヨーグルトなど。おいしいけれどちょっと取りすぎたので明日以降は控えめにしなければ。
今朝は8時半ぐらいにNational Zooに到着しました。さすがにこの時間だとお客の数はまばらです。まず、Panda Cafeに行ってみました。

Cafeはまだ営業してませんが、ここからパンダの運動場を見下ろすことができます。美香(Mei Xiang)が朝ご飯を食べてました。

泰山(Tai Shan)はお庭を歩き回ってました。向こう側の通路のほうから数人が「タイシャーン」とコールするのが聞こえました。

美香は竹の後で、地面に生えてる草を食べてました。この季節の草はおいしいのでしょうか。泰山も朝ご飯の竹を食べてます。

観客通路に回ってみました。さっきタイシャンコールをしてたのは常連のパンダ好きグループのようです。本格的なカメラを持った人たちが写真撮りまくってました。泰山がこちらに向かって歩いてくると「Hey handsome」だの「Good boy」だのと声をかけ、木の陰に隠れると残念そうに「Ahhhh」と。常連さんは割と年齢層が高いように見えたのですが、おばちゃんの高笑いは日本でもアメリカでも変わりませんね。

National Zooが静かだったのは早朝のうちだけで、9時を過ぎるとおそろいのTシャツや帽子を身につけた小学生や中学生の団体がやってきて、にぎやかになります。泰山は通路のほうにやってきてお客さんサービスしてました。

Panda Habitatの上の通路から、パンダエリアではないほうを見ると、なにやら工事をしてました。Elephant Trailsというのを建設しているそうです。

美香は、竹を食べた後いつもの場所で寝てしまいました。頭をだらーんと下げた姿勢でリラックスできるのでしょうか。

美香が寝てしまったので再び泰山のほうに行ってみたら、池に入ってました。なんとなく茶色いなとは思ってたのですが、後でパンダカム実況スレッドを見たらその前に倒木に体をこすりつけて悶絶してたそうです…見逃した! 私は泰山エリアから一番遠いところで美香の寝姿を撮りまくっていたのでした。

美香は、日なたにもかかわらずぐっすり寝てます。

添添も日陰で気持ちよさそうに寝てました。手前のガラスにいろいろ映り込むので、パンダがいてもなかなかわかりません。

Asia Trailのジャイアントパンダエリアの隣にはレッサーパンダがいます。日中は姿が見えないことも多かったのですが、この日はお皿に入ったビスケットを食べてました。

お昼頃になるとさらにお客さんが増えます。土曜日なので一家で遊びに来ている人たちも多いようです。Panda Habitatの通路は結構狭いのでごった返してました。でも常連さんはベストポジションからなかなか動かないんですよね…私はいい大人が自分ばかり見てても悪いなと思って、すぐどいてしまうのですが。昼前ぐらいから、観客通路にボランティアの解説員が現れて「これは今年4歳のTai Shan! 分からないことは何でも質問してね!」と声を張り上げてました。

Asia Trailの他の動物のところにも行ってみました。ジャイアント&レッサーパンダの他にはコツメカワウソやスナドリネコ(fishing cat)がいます。ウンピョウやナマケグマ(sloth bear)の姿は見えませんでした。

Asia Trailを抜けて再びPanda Cafeに行ってみたら、添添がお食事中でした。ライブカメラで見るとすっかりおじさんパンダな添添ですが、とてもラブリーです。1997年生まれなので今年12歳ですね。

美香のほうを見たら、池に入ってました。昼頃になると泰山は池のそばでごろ寝してました。

添添はお腹いっぱいになったのか、倒木にもたれてました。しばらくたってから、下の通路に行ってみたら添添はガラスのそばの排水溝の上で寝てました。ここもお気に入りのお昼寝スポットのようです。

パンダはいくら見てても飽きませんが、せっかくなので他の動物のエリアに行ってみることにしました。Elephant House(http://nationalzoo.si.edu/Animals/AsianElephants/aeexhibit.cfm)にはアジアゾウ以外にもナイルカバ&コビトカバカピバラがいます。アジアゾウは外に出てました。

続いて向かったのがSmall Mammal House(http://nationalzoo.si.edu/Animals/SmallMammals/smhouse.cfm)です。たくさんの小部屋に小型哺乳類と鳥がいます。ゴールデンライオンタマリンなど、珍しい動物がいろいろいるのですが、なにぶん暗くてうまく写真が撮れません。ここにはベンチがあって涼しいので、休憩がてらしばらく座って小動物たちを眺めました。
このGeoffroy's marmoset(シロガオマーモセット、ジェフロイマーモセット)の部屋には日光が差していて明るかった。なんか哲学的な風貌です。

このelephant shrewというのも面白い形をしてます。

Red ruffed lemurと同じ部屋には、Golden-breasted Starlingという鮮やかな色の鳥がいました。

別の部屋にはおなじみミーアキャットも。

ライオンとトラのエリア(Great Cats)もやはりゆったり広大でした。どちらものんびりくつろいでました。

ここまで来るとOlmsted Walkの終点がすぐそこで、もう一つの動物園出入り口が見えます。食欲はいまいちですがお腹が空いたので、近くにあったMane Restaurant(http://nationalzoo.si.edu/Visit/Amenities/Menus/mane.cfm)でフィッシュサンドイッチを食べました。レストランと言ってもセルフサービスで、屋内にテーブルがあってそこで食べられるようになってます。
再びジャイアントパンダのところに戻ると、3頭とも室内にいました。添添などは岩場の向こうで寝てるものだから、鼻先しか見えません。モニター室のディスプレイを見たほうがよく見える。食べたあとは泰山も寝ちゃいました。

この日は、Panda Plazaでお土産(自分用)のポストカードなどを買ってホテルに戻りました。一日があっという間です。
夜になってお腹が空いてきたので、ホテルの外に食べに行くことにしました。Connecticut Ave.とCalvert St.の交差点付近にいくつもレストランがあります。Open Cityというレストランがよさそうだったので、そこに入ってビールとトマト&モッツァレラチーズのサンドイッチを頼みました。ビールは何種類かあってよくわからないので何とかAleというのにしましたが、おいしかった。サンドイッチは例によってアメリカンサイズなので、完食は無理。付け合わせの堅いポテトチップスとビールだけでもいいくらいでした。