成田→成都

成田エクスプレスで14時半ごろ成田空港に到着。17:25発のNH947で成都に向けて出発。

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ANAマイレージがたまり、一部が今年10月に失効するので(3年前にヨーロッパに行ったときの分だ)、ローシーズンのうちに使おうということで成都に行くことにしたのだ。私はパンダを見るのが好きだが海外の動物園の運営にも興味があるので、海外に行く時間とお金があるときは欧米やアジアの動物園に行ってばかりで、中国本土に行くことはなかった。いろいろ面倒くさそうだし。しかし成都の熊猫基地は最近地下鉄が開通して行きやすくなったと聞いたので、行ってみることにした。最初は同じマイル数で行ける香港や台北に行こうかなと考えていたのだが、なかなかこちらに都合のいい日程で予約できない。成都行きは比較的空席が多かった。でも日曜日に帰国する便が取れなかった。

成都行きの飛行機はなんと沖止めであった。バスに乗って移動して搭乗。機体はBoeing 767-300だった。

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周りの席は中国人の団体客でそれはもうにぎやかというかやかましい。他人をはさんでいてもおかまいなしで大声で会話する。幸い、前の列が3つとも空いていたのでそちらに移らせてもらった。

離陸してシートベルト着用サインが消えてしばらくすると食事が出る。他の路線だと先に飲み物だけ出るのだがいきなり食事だった。飲み物はやっぱりビールをもらう。デザートのアイスクリームも最初に配られるので食べるときはいい感じに柔らかくなっている。

成都にはだいたい定刻に到着。雨が降っている。緊張するなあ。前回中国本土に来たのは平成元年で、ツアーに参加したので団体ビザで入国したのだ。飛行機を降りてターミナルビルに入ると、壁にWelcome to Chengduというメッセージとパンダのイラストがある。案内に従って入国審査場まで歩く。入国審査では指紋を取られるのだが機械の案内の音声が日本語だった。荷物を受け取り、建物の外に出てタクシー乗り場まで歩く。ホテルのアドレスを見せたらすぐにわかってくれた。ホテルまでは50元ちょうどだった。

ホテルはSheratonにしたのだが、フロントの人が英語を話さず中国語で押し通す。外資なのに。チェックインのときにやることはだいたい決まっているので問題はないけれど。朝ごはん込みのはずなので英語で聞いてみたが「?」という感じだったのでzaofan…と聞いてみたらer lowと聞こえた。2階か。

部屋に入り、さっそくネットにつないでみる。少し仕事をしないといけないので。ホテルのWi-FiではやはりGoogleなどが全然つながらないので、成田で借りたモバイルルーターでつないでみる。VPNの設定がこれまた面倒くさいがつながった。電源変換プラグもついていたので助かる。