台北1日目 - Giant Pandas and Me

毎年、秋はどこかに旅行するのですが、今年は台北にしてみました。秋といっても12月にずれ込んでしまいましたが。行きは9時40分発の全日空1185便に乗りました。いい天気で富士山がきれいに見えました。この間香港に行ったときよりも富士山寄りに飛んでいたようで、大きく見えました。

羽田から台北に行けるのも便利ですが、到着するのが桃園ではなく松山空港というのが便利。市内まですぐ、というか空港が町の中にありますからね。着陸するときは西からまっすぐアプローチしたので、市街地がよく見えました。だいたい定刻に到着。入国審査では、他の便のお客もいたのでちょっと行列ができていましたが何事も無く通過。荷物が出てくるまでちょっと待たされました。空港内の銀行で1万円を両替したら3400ドルほどでした。
今回泊まるホテルは、MRT文湖線の南京東路駅そばにある兄弟大飯店です。松山空港から2駅という近さです。チケット（トークン）を買うのにちょっと手間取りましたが、無事ホテルに到着しました。フロントの人はほぼ全員が日本語を話すようです。日本の観光地でも、中国からのお客が増えてきたのに合わせて中国語の表記を増やしたりしていますが、日本人の中で中国語を話せるようになるまで勉強する人はどれくらいいるだろうかと考えてしまった。日本語を話せる中国人を探したほうが早いからなあ。部屋は、それなりに広いのですが、窓のブラインドを上げても壁しか見えませんでした。まあ安いから仕方ないか。
荷物を置いてさっそく出かけました。南京東路駅から動物園までは、文湖線で20分弱です。動物園の入場料は60元でした。ちなみにMRTの運賃は30元。
パンダ館のところに到着したのは2時半ぐらい。屋外運動場の前に大勢の人がいるのが見えました。團團がやぐらの上でゴロゴロしていました。さっそく写真を撮る。他にもカメラを構えている人が何人もいました。

「こちらが雄のトゥアントゥアンです。雌のユエンユエンは室内にいます」
「譲り合ってご観覧ください」
「こちらの方からもご覧になれます」
「ある程度ご観覧になられたら移動をお願いします」
「ごめんなさい、フラッシュは切ってください」
などと叫んでいる係員は、もちろんいません。つい上野と比べてしまいますが、なぜあれほど叫び続けるんでしょうね？
しばらくすると團團が寝てしまったので、パンダ館の中に入ると圓圓がいましたが、こちらも寝てました。
パンダも寝てることだし、お腹が空いたので（機内食が出たのは日本時間の11時頃だった）、2階のカフェに行ってリゾットを食べました。注文を受けてから作っているらしく、少し時間がかかりましたが、出来立てを食べられるのはありがたい。思ったより量が多かった。台湾の人って大食いだっけ？コーヒーも頼みましたが、カフェオレボウルのようなサイズのカップに入ってました。
結局完食して、パンダのところに戻ると、ちょうど食事の時間のようでした。室内にいた圓圓は、つるしたおやつを立ち上がって取って食べてました。手間を省いたパンダ釣りという感じ。その後はあちこちに置かれた竹をちょっとずつ食べてましたが、あまり気に入らなかったようです。動きが速くなってきたと思ったら、暴れだしました。走ったりでんぐりしたりできる広さがうらやましい。さんざん暴れたら疲れたらしく、ぱったり寝てしまいました。屋外に出ると、團團がうろうろしていました。あっという間に閉園時間の午後5時です。

またMRTに乗ってホテルに戻りました。リゾットを食べたばかりなのでお腹は空いていませんが、忘れ物をしたので買い物に行かなければなりません。忘れたのはカードリーダーです。致命的な忘れ物ではないけれど、撮った画像をコピーできなかったら、何のためにノートPCまで担いできたのかわかりません。
台北は都会なので、カードリーダーぐらいすぐに買えるはずですが、どこで買えるのかよくわかりません。台北に来るのは2年ぶり3度めですが、それほど詳しいわけでもないし。日本だと、大きな駅の前に家電量販店があってそこで買えるんですけどね。ネットで検索してみたら、三越のそばに売ってそうな店があるらしいので、行ってみることにしました。そこに行くには隣の忠孝復興駅で乗り換えるのですが、電車を下りて歩いていたら「そごう」の看板が見えました。デパートがあるところならカードリーダーを売ってるかも、ということでそこで下車してそごうに行きました。上の階に電器売場があるのでそこに向かっていったら、こんどはMUJIの看板が見えました。そこで思い出したのは、日本の無印良品の店でカードリーダーを売っていたことです。で、行ってみたらありました！ありがとうMUJI。商品は日本で売られてるのと同じで、タグもそのままで値段のところだけ上からシールを貼ってあるという感じです。カードリーダーには現地での保証書も付いていました。
買うものは買ったので、あとは小腹が空いた時のために、デパ地下で食べ物を適当に買っていくことにしました。鼎泰豊の店がありましたが、大勢の人が待っていたようです。サンドイッチとワインなどを買ってホテルに戻りました。
ホテルの部屋はちょっと寒かった。エアコンのコントロールパネルっぽいところに温度が表示されていますが、暖房をしてる気配はありませんでした。外の気温は、東京よりも少し上ですが、現地の人は冬物の服を着ていました。今回何を着ていくか非常に悩んだのですが、初冬用のジャケットで正解でした。

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