ZooParc de Beauval訪問(1日目)
朝ご飯を食べに行く。朝7時半でも暗い。そして寒い。8時過ぎてようやく明るくなる。
ここでもオレンジジュースは自分で作るが(ディスペンサーにもある)、半自動だった。手順が書いてあるけどフランス語だけだ。手で押そうとしていたら係の人がスイッチがあることを教えてくれた。パンもチーズもフルーツもおいしい。コーヒーと熱い牛乳でカフェオレにして飲む。
のんびりしていたらホテルを出るのが9時になってしまった。気温が高めのようなので薄いジャケットを着ていくことにした。
ホテルの正面玄関から出て動物園に向かう。向かいにはもう一つのホテルがある。
動物園への方向を示す看板があちこちにあるので迷わない。川の横の小道を歩いていく。のどかな田園地帯という感じがいい。
しばらく歩くと動物園の駐車場に出る。繁忙期にはこれがいっぱいになるのか。
動物園の手前に小さなテントがあって荷物検査をしていた。バッグの中を開けて見せるだけだった。
窓口で2日券を買って入園。入り口にはこの動物園の歴史の概略を示す掲示がある。
もらった地図によれば、パンダがいるThe Heights of Chinaというゾーンはかなり奥の方にいるようだ。どれが最短ルートかよくわからないが、とりあえず小川に沿って歩く。方向を示す掲示はフランス語のみである。
鳥がたくさんいる。しばらく歩いて「中国之巅」と書かれた門のところに到達。
ジャイアントパンダの放飼場に竹がそろえて置いてあるのだがパンダの姿が見えない。他にいるお客は2~3組といったところ。
しばらくしてお父さんパンダYuan Ziが登場した。竹があるところまで歩いてきて、平べったい筒のようなものから木くずに紛れた食べ物?を引っ張り出していた。やっぱり目力がすごい。
15分ほどもそのアイテムと格闘してから竹に移行。
隣の放飼場にはお母さんパンダHuan Huan(欢欢/歓歓)も出てきていた。同じく筒から食べ物を引っ張り出している。その後、少し遅れて1歳のYuan Meng(圆梦/圓夢)が登場した。もう10時を過ぎていた。ママのところまで歩いてきたがツーショットを撮りそびれた。圓夢はやぐらに直行して登り、ゴロゴロしはじめた。そして寝てしまった。歓歓はもりもり竹を食べていた。圓夢は時々、起き上がって姿勢を変えたりしていたが、ずっと寝ていた。1歳児ってこんなに寝てばかりだっけ。
Yuan Ziはひとしきり竹を食べた後、高いところに登って寝ていた。歓歓は食後、どこかに消えてしまった。見えないところで寝ていたのだと思う。
日中は上着がいらないくらいの暖かさだった。ジャイアントパンダ放飼場のところは日当たりがよく、暑いくらいで、半袖Tシャツ姿の人もいた。
午後3時ごろ、歓歓が岩にもたれて座ってじっとしていた。これは授乳タイムかなと思いつつ見ていたら、圓夢が起きてやぐらを下りかけてきたものの、また上に戻って寝てしまった。
午後3時半ぐらいになってようやく圓夢が起きてやぐらから降りてきた。滝のあるほうに歩いていったが水を飲んでいたようだ。しばらく水辺で遊んでいたが、歓歓ママがそちらに移動して遊び始めた。
その後も放飼場内をあちこち移動しながらひとりで遊んでいたが、午後4時半ぐらいにママと一緒に建物に戻ったようだ。
部屋の中では圓夢も竹をよく食べていた。