ワシントンDC(2日目)
6:40ぐらいに朝ご飯を食べに行く。まだ早いのでお客はほとんどいなかった。コーヒーを頼んだらポットで運ばれてきた。あとオレンジジュースも。料理の種類はそれほど多くないが(シンガポールやマレーシアに比べれば)、温かい料理はスクランブルエッグ、ベーコン、ソーセージといった定番に加えてポテトなどがある。冷たい料理はスモークサーモンやスライスチーズなど。フルーツのところにはイチゴやブルーベリーがあった。ヨーグルトと一緒に食べる。意外にもパンがおいしかった。朝食込みで部屋を予約したが、伝票に一応サインが必要とのこと。これが別料金だったらちょっとためらいそうになる金額である。
のんびり食事をしていたら1時間近くたってしまった。部屋に戻って荷物を片付けてNational Zooに向かう。着いたのは8時15分ぐらい。
Asia Trailでのイベントの予定を示すボードがあった。Asia Trailのナマケグマ展示場のあたりにも同じ掲示がある。
まだ人は少ないが、常連さんらしい男性がパンダの写真を撮っていた。Bei Beiは放飼場にいて、木に登ったりしている。
Mei Xiangは地上で竹を食べていた。
日本語が聞こえてきたが、グループでランニングをしていたのかすぐにいなくなった。
トウモロコシ?の茎を食べるMei Xiang。
9時半ごろには、Bei Beiはすでに室内にいた。
午前10時半にウンピョウの子どもたちが放飼場に出てくるとのことだったので行ってみたが、すでに大勢の人がいて見えそうにないので明日出直すことにする。
午前11時にはジャイアントパンダのキーパーズトークがあった。3頭とも寝てしまったので他のところを見に行く。ちょうどオランウータンがO-Lineを伝って移動していた(多摩動物公園のスカイウォーク)。その終点はThink Tankという展示場で、「考える」をテーマにいろいろな展示があり、オランウータンなどの動物を使った研究もしているらしい。考えるとはどういうことか。人間が言葉を話せるのにオランウータンやゴリラなどのapeが話せないのは? なかなか興味深いテーマであるが、全部読んでいると時間が足りない。
朝ご飯をしっかり食べたので、昼になってもあまりお腹は空かない。でもくたびれたのでカプチーノを買って休憩する。
せっかくワシントンDCまできて動物園しか見ないのはつまらないし、日曜日は混んでいてゆっくり見られないだろうと思ったので、午後は別のところに行くことにした。いったんホテルに戻ってカメラを置いてから、メトロの駅に向かう。地下鉄に乗るにはICカードを買わないといけないらしい。自動販売機で買える。10ドルのうち2ドルがカードの値段で、8ドル分乗れるらしい。さっそくホームに行くとRed Lineのホームが半分封鎖されていた。何か工事をしているらしい。車内は割と空いている。
一度乗り換えてSmithsonian駅で降りる。外に出たら例のモールの真ん中で、国会議事堂とワシントン記念塔が見える。スミソニアン・キャッスルも。
スミソニアンにはいろいろな博物館と美術館があるが、きょうは自然史博物館に行くことにした。1998年に来て以来だ。入り口で荷物チェックがある。行列ができていた。入るとすぐにアフリカゾウの剥製がある。中はさすがに20年前のままではないと思う。宇宙の成り立ちにしても人類の進化にしても、じっくり見たいが時間が足りない。この辺に住んでいたら毎週末通うのに、と思ったが東京に住んでいていても科学博物館にはめったに行かないな。東京の科学博物館では、動物の剥製が展示されている場所は薄暗いがここでは明るい。見せ方が生態に近いというか、樹上で暮らす動物は高いところにいたりする。パリの博物館もそうだった。
一通り見て、お腹が空いてきたのでレストランを探すが、午後4時なので料理を出すところはもう閉まっていた。ケーキの店でラズベリーのパイとコーヒーを買う。16ozもいらないよと思ったが、自分で好きなブレンドのコーヒーをポットから注ぐシステムだったので量を自分で選べるのは嬉しい。
隣のテーブルの幼児(アジア系)がなんだかよくわからない言葉をエンドレスで繰り返し叫んでいた。小さい子供はこういうところに連れてこられて面白いのかな?
ホープダイヤモンドも見て、閉館時間になったのでメトロで戻る。
夕飯はホテルのデリで買ったサラダ。チキンが乗っている。
ホテルのエレベーターに続く廊下にDC案内の掲示があってパンダの写真が使われていたが先代のペアのどちらかだろうか。