マカオ1日目

8:55羽田発の全日空1171便で香港に向けて出発、の予定でしたが飛行機がなかなか出発しない。なんでも貨物室の扉に不具合があるとかで、30分以上遅れてようやくプッシュバック開始しました。D滑走路まで延々タキシングして離陸したのは9:55でした。上昇しながら旋回して、この先電波を発しない電子機器は使っていいですよというアナウンスが聞こえたときは横浜港の辺りを飛んでました。みなとみらいのランドマークタワーが見えた。しばらくして富士山が見えてきました。かなり雲がありますが山頂はよく見えました。
View of Mt. Fuji from NH1171 2012-05-23
ずっと海岸線を飛んでいたので、セントレア紀伊半島リアス式海岸室戸岬がよく見えました。そのまま何事も無く香港に到着、かと思ったら何やら旋回してます。今度は香港国際空港が混雑していて待たされているだと…今回は空港からマカオにフェリーで移動するので、あまり遅れると困るのですが。
着陸したのは13:06で、それから10分ほどして機外に出てマカオ行きフェリーのカウンターまで歩きました。結構長かった。13:25ぐらいに到着して無事チェックインできました。乗ってきた飛行機のバゲージタグを見せると預託手荷物をフェリーに積み替えてくれるのですが、これもITの力でしょうか。14時5分過ぎぐらいに荷物処理OKになったのでTurboJetの乗り場に向かいました。出航は14:30の予定でしたが15分ほど遅れた。45分ほどでマカオに到着。何事もなく入国審査を通過し、預けた荷物を受け取り、フェリーターミナルの一時預かり所に預けました。小さめのスーツケースですがMOP20でした。
観光案内所で、パンダのいるところまでタクシーで行くと時間はどれくらいかと尋ねると30分ぐらいとのことなので、さっそく行ってみることにしました。実際には15分ほどで着いた。運賃は90パタカでした。
Seac Pai Van Park (石排湾郊野公園) - May 2012

石排湾郊野公園は、パンダがいる場所にしては静かです。平日午後4時すぎだとこんなものか。お客より職員のほうが多いのではと思うほどです。観覧時間は午後5時までで、入場は4時45分までだそうです。1時間入れ替え制で1回の入場料は10パタカ。この入場料は全額パンダ保護基金に行くそうです。
Macao Giant Panda Pavilion - May 2012
公園内の花壇のあちこちにパンダを象った何か(呼び名がわからない)があります。ペアのパンダの像もありました。
Seac Pai Van Park (石排湾郊野公園) - May 2012 Seac Pai Van Park (石排湾郊野公園) - May 2012

大熊猫館に入ってすぐのところに、大きなパネルがありました。
Entrance of the Panda Pavilion - May 2012

この写真では2頭一緒ですが、今年の3月末から別居しているそうです。向かって左の放飼場に雌の心心(Xin Xin)、右に雄の開開(Kai Kai)がいました。カメラの準備をしてる間に開開は寝てしまった。心心は竹を食べてます。
Xin Xin's enclosure - 23 May 2012 Kai Kai (開開) - 23 May 2012

2頭とも2008年生まれなので白浜の梅浜・永浜と同い年です。もう少し早く来れば一緒に遊んでるところが見られたのですが。

観覧エリアとパンダの間は全面ガラス張りですが、空いているのでガラスにレンズフードを付けて撮影できます。おかげで上野と違って映り込みも気になりません。室内だと雨が降ったカラスに襲われたりという変化はないものの、斜面があって広くてパンダにとっては良い環境だと思います。これなら運動不足になることもないでしょう。
Xin Xin (心心) - 23 May 2012 Kai Kai (開開) - 23 May 2012

閉館時間になったので外に出ると、大熊猫館の横に屋外運動場がありました。こちらも斜面になっていていろいろな植物が植えてあり、きれいに整備されています。
Macao Giant Panda Pavilion - May 2012

帰りは、タクシーがいつ拾えるかわからないし、まだ90パタカも使うのも何なので、バスに乗りました。が、ちょっと勘違いをしていて乗り換えに失敗し、行き過ぎてしまいました。香港・マカオに来るのは10年ぶりでしたが、見栄をはらずに地図ぐらい持ってくればよかった。バスを降りてタクシーでフェリーターミナルまで行き、荷物を受け取って再びタクシーに乗ってホテルに向かいました。今回泊まったのはLandmarkです。料金がわりと手頃で評判も悪くなかったのでそこにしました。部屋は広く、バスルームもバスタブとシャワーブースが分かれています。広すぎて落ち着かない。
くたびれましたが、お腹が空いたので食事に出かけました。事前に調べておいた店まで出かける気力もなかったので、ホテルの付近で探すことにしました。地元の人で賑わっている食堂のようなところに入ってエビ焼きそばを注文。10年前に比べると、知らない店に入るのも比較的平気になりました。料理が出てくるまでちょっと時間がかかりましたが、ビールを飲みながら待ちました。焼きそばはかた焼きそばでした(好物)。ただ、メニューには確かking prawnと書いてあったのに、エビはかなり小さかった。でも結構満足しました。
店を探すのに歩き回ったのでホテルに戻れるかどうか不安でしたが、その店はホテルのすぐそばでした。ぐるっと一周したようです。

http://www.flickr.com/photos/40316695@N04/archives/date-taken/2012/05/23/